うなぎに関する伝説|私は昔からうなぎが大好きです

私は昔からうなぎが大好きです

古くからうなぎに関する伝承や信仰がいくつかあります。そのなかの一つに山芋(やまいも)がうなぎに変化するのだ、という伝説があったといいます。これはうなぎの幼魚や稚魚、たまごがいくら探しても見つからなくて、その成長過程が謎に包まれていた事に由来しています。(近年になってようやくその謎が解明されつつありますが、古代の人にとっては本当に不思議だったのでしょう)山芋が転じてうなぎになる、という慣用句は、つまらない者が立派になったことを意味して使われます。その他には、うなぎを虚空蔵菩薩さまの召使いと考えていたというものや、洪水の時にうなぎが身を挺して柵を組んで村を救ってくれたというものまであります。そんな伝説が残っている地方では、いまもってうなぎを食べないところまであるそうです。また別の話では、ある村の人たちが池のそばで「魚の漁をするのに毒を使って一網打尽で魚を獲ろう」という話をしていると、見慣れない黒衣姿の老僧が現れて、それでは他の魚もみんな死んでしまうから止めるように諭したそうです。思い直した村人たちは僧に団子を振舞って別れます。でも翌日になって、やはり毒を使って漁をしたところ、池の主の様な大うなぎが獲れ、そのお腹から昨日の団子が出てきたので村人達は驚いたといわれています。これらのような伝承話が残っているということは、古来、人々はうなぎにかんして他の生き物とは何かが違うと考えていたのではないでしょうか。いまでもうなぎに対する人々の接し方には他の魚にはない別格のものがあるように思えてしまいます。

夏バテ防止にうなぎが食べられるが実は秋冬が美味

うなぎはよく夏バテ防止に夏季に食べられますよね。世間でも、猛暑に備えてうなぎを食べて体力をつけなくては、などとよく言われます。土用のうしの日に食べる習慣があることでも有名ですよね。こう聞くと、うなぎは夏季シーズンが一番おいしいのかと思ってしまうのですが、そうではないのです。実はうなぎは秋から冬にかけてが一番おいしいのです。夏場に売られているうなぎはどれも太っていて、おいしそうに見えますが、それは全くの思い込み。夏場にとられたうなぎは意外と細いほうなのです。

エサにもよって変わるうなぎの栄養分と味

うなぎは夏バテ防止にも好まれて食べられる栄養満点な食材です。あまりうなぎの栄養分を考えたこともなく、滋養強壮に良いとか、元気になるとか思われているかもしれません。うなぎの主となる栄養成分は、タンパク質がメインで、脂肪も多いです。また、他の魚貝類に比べて、際立って多いのがビタミンA。ビタミンAと言えば、人間の身体にはとても必要な栄養素。特に目に必要だと研究からわかっています。

無理やりに養殖するとうなぎはゴムみたいになる

うなぎの養殖方法にも賛否両論があるようです。天然か養殖のどちらがおいしいのかということでも賛否両論があることもよく知られていること。天然か、養殖かという議論については、どちらもそれぞれの良さがあり、食べる人それぞれの好みであるということがわかると思います。でも、養殖方法にも賛否両論があるのです。うなぎは浜名湖周辺や三重県の伊勢など東海地方で養殖が盛んなことが有名です。浜名湖周辺や伊勢での養殖には伝統、歴史があり、その方法を守り抜くことにより、うなぎのおいしさを保っているようです。

かば焼きはうなぎだけのものではない

私は生まれて36年間、かば焼きイコールうなぎだと思っていました。しかし、そうではないことに気づいて驚きました。なんと、かば焼きはうなぎだけに使われる用語ではなかったのです。一説によると、海や川で生きている長い生物を、開いて調理し、しょうゆやみりんなどをタレとして付け焼きしたものが、全てカバ焼きと言われるそうなのです。うなぎの他に長いものと言えば、あなごやはもが思い浮かびます。はものかば焼きなんて聞いたことありません。あなごのかば焼きもやはり知らないです。

近所のスーパーのうなぎがかわいそうなことに

私の近所には半分卸売のような販売形態のスーパーがあります。簡単に説明すると、商品棚には限られた商品しか置いてなく、後は段ボールそのままで商品が陳列されてあるのです。そのスーパーに慣れた人でないと買い物はしにくいほどに、整理整頓できていません。いまどき珍しいスーパーです。そのスーパーには、お肉やさんと鮮魚店もあります。お肉やさんと鮮魚店だけは、きっちりと整理整頓がしてあります。ある日、そのスーパーに出かけた私は、鮮魚店に売られているうなぎのかわいそうな姿に遭遇しました。うなぎが泣いているように見えました。

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